TOP 主将 小山新

1.今シーズンを振り返って感想をお願いします。
コロナの影響もあって、チームとして活動できない期間があったり、トップチームとしてもなかなか勝てなくて苦しいシーズンでした。それでも、関大として前を向いて活動してきて最後までやり切れたのは、たくさんの人の支えがあってのことだと思います。今シーズンは改めてたくさん人に支えられてサッカーができているということを実感する一年でした。また、大学サッカーラストシーズンという特別な1年間を過ごした自分たちだからこそ、今というかけがえのない時間の価値に気づくことができました。色んな意味で学びの多い1年間になりました。
2.一年間キャプテンを務めて一番苦労したことは何でしたか。
TOPチームとして結果を残せなかったことです。主将として、チームを勝たせる選手になれなかったこと、チームを勝てる組織にできなかったことにすごく責任を感じていたし、どうやったら勝てるようになるか、TOPチームとしてのあるべき姿とは、など色んなに悩みがありました。またチーム全体として、コロナの影響もあって難しさもあったんですけど、そこは多くの4回生が常に前を向いてチームを引っ張る意識を持って行動してくれたのでそこまで苦労はなかったです。
3.関大サッカー部での四年間を経て感じる関大サッカー部の良さを教えてください。
関大サッカー部の1番の良さは部員同士の繋がりだと思います。今年のスローガンもつながりを意識して、「原動力〜全てをともに〜」を掲げて活動してきましたし、カテゴリー関係なく、本気で応援し合える関係やどんな辛い時でも仲間を支え合う姿勢は1番の良さだと思います。僕自身も、たくさんの仲間に支えられ、たくさんの刺激をもらい4年間過ごしてきました。そんな仲間のために勝ちたい、みんなと一緒に日本一になりたいと本気で思えたのは関西大学体育会サッカー部にいたからこそだと思います。
4.最後に後輩へメッセージをお願いします。
今という時間、今日という1日を大切にしてほしいです。今この瞬間にサッカーができることがどれだけ幸せなことなのか、あたりまえはあたりまえじゃないということ。常に感謝の気持ちを忘れずに、今を大切に一生懸命サッカー部のために行動してほしいと思います。
そして、常に自分自身と向き合い、チームと向き合い、関西大学体育会サッカー部と共に自分自身も成長していってほしいと思います。
そして、関西大学体育会サッカー部に関わる全ての人の悲願である全員サッカーで日本一を達成してほしいです。応援してます。
ULTRAS 主将 山本壱成

1.今シーズンを振り返って感想をお願いします。
トータルでみると楽しい1年間でしたが、やはり振り返ってみると苦しい1年間だと感じます。関大名物である応援が禁止されたことや、他カテゴリーの選手との接触が禁止されることなど今年は今までならありえないことが日常と化しました。関大として大切にしていた繋がりが薄れてしまったと思います。そこでなんとか4回生中心にチーム全体でもULTRASとしても立て直していこうと色んな事にチャレンジしました。そのチャレンジこそが苦しさでもあり、楽しさだったと思います。
2.一年間キャプテンを務めて一番苦労したことは何でしたか?
「勝ちながら強くなる」ことですかね。例年は、全国大会に向けて段階を踏んで様々な課題を練習で解決しながら進めていました。しかし、コロナの影響で練習期間が短いことや、対外試合ができないことなどでチームの完成度が低くなってしまっていました。なので、例年以上に勝ちながら強くなる必要があったと思います。ULTRASでは相手の分析ミーティングを4回生主体で行ったり、下級生に振り返りミーティングを任せるなど1試合1試合を無駄にしないことを意識していました。
3.関大サッカー部での四年間を経て感じる関大サッカー部の良さを教えてください。
やはり「仲間想い」なところだと思います。チームとして勝ちたい、みんなのために勝ちたい、あいつのために声を出したい。そういう仲間を想う気持ちが日々の行動に表れていると思いますね。仲間想いというのは決して馴れ合いということではなく、時には仲間を想った厳しい声かけも必要になります。現段階では甘さにつながる部分も多いので、チーム全体として本当の仲間想いとは何なのかを再び問い直す必要はあると思います。
4.最後に後輩へメッセージをお願いします。
まずは1年間ありがとう。今年は苦しい1年間になったと思う。けど、学ぶことも沢山あったはず。この悔しい1年間を来年以降ぶつけて、必ず結果を出してほしい。特にULTRASの後輩達や今まで同じカテゴリーで一緒にプレーした後輩達には期待してる。何事も逃げずに、自分にベクトルを向けて、チームの中心として頑張ってほしい。4年間終えてみて、もっとできたと感じている4回生がほとんど。思ってる以上にできることはあるし、チャレンジできる環境にある。いっぱい失敗して、色んな経験を積んでほしい。
FC 主将 森下義雄

1.今シーズンを振り返って感想をお願いします。
今シーズンはサッカー人生で一番幸せな一年でした。コロナの影響もありなかなかサッカーに集中できない環境が続きましたが、それを言い訳にせずチームが1つになりリーグ戦を戦い抜くことができました。結果としては、目標にしていいた「リーグ優勝」をあと一歩のところで果たすことができませんでしたが、目的の「最高の瞬間を創る」は、おこしやす京都戦で体現できたと思います。この「最高の瞬間」を創ることが出来たのは、後藤コーチ、古橋コーチ、そして仲間のみんなの力があったからです。本当にありがとうございました。
また、FCの4回生に伝えたいのが、「最後まで文句を言わず付いてきてくれてありがとう。」です。毎週めちゃくちゃ長いミーティングに対して本気で参加してくれたこと。試合に出場できていなくてもチームに対して役割を発揮してくれたこと。なかなか言葉では伝えていませんでしたが、本当に感謝しています。みんなのお陰で最高に充実したシーズンになりました。社会人になっても色々語り合いましょう。
*後輩達には来年の天皇杯予選でFCvsTOPの試合を実現して欲しいです。
2.一年間キャプテンを務めて一番苦労したことは何でしたか?
一番記憶に残っているのはリーグ開幕前のチーム状況です。コロナの影響もありトレーニングはままならず、練習が開始されたものの感謝の気持ちが足りないと指摘され、サッカーだけに集中できなかったことです。
その時期は毎日サッカーノートにこのままでは勝てないと書き続けていて、苦しい日々が続きました。でも、チームのみんなが支えてくれたお陰で乗り越えることが出来ました。ありがとう!
3.関大サッカー部での四年間を経て感じる関大サッカー部の良さを教えてください。
関大サッカー部の良さは、大きく2つあると思います。1つ目がサッカーだけでなく人間的成長が出来る環境であることです。その理由は多くの仲間がいて、一人一人に個性があって、たくさんの価値観を学べる環境であること。また、チームの為であれば主体的に何かを提案し、始めることが出来るところだと思います。2つ目は応援です。今年はコロナの影響で仲間と一緒に応援というのはできませんでしたが、関大の応援は間違いなく日本一です。
これらの関大の良いところを活かして、チームの為、自分の為の成長に繋げていって欲しいです。
4.最後に後輩へメッセージをお願いします。
後輩に伝えたいことは、2つあります。1つ目は夢や目標を持ってそれを成し遂げる為に毎日を過ごして欲しいということ。僕は3回生までは夢も目標もなく毎日を過ごしていました。そんな毎日に後悔しかありません。何の為にサッカーをしているのか。何の為に大学にきたのか。どのような人生にしたいのか。ゴールがなければただただ親がお金を払って大学に来ているだけになってしまいます。
2つ目は、一人一人の個性を大切にして認め合って欲しいということです。一人一人の個性が強いことは良いことではありますが、逆にそれを認め合えなければチームがバラバラになってしまいます。みんなが意見をいえる環境がチームを前進させる大きな要素であり、強いチームを作って行くと思います。自分の意見とは違うから反対したくなることはあると思いますが、まずはその意見を尊重することを意識して欲しいです。
REDGROW 主将 大橋遼太郎

1.今シーズンを振り返って感想をお願いします。
今シーズンは異例の事態ということもあり、公式戦が行えるかわからない状況にある中で公式戦を戦えたこと、嬉しさや悔しさを共有できる仲間がいることが本当に幸せだと感じることができたと同時に関係者の方々への感謝の気持ちでいっぱいです。
その中でも、各チームが中々調整できない同条件の中で勝ち星をあげることができなかったことにキャプテンとして不甲斐なさを感じています。勝ってみんなともっと喜び合いたかったというのが正直な感想です。
2.一年間キャプテンを務めて一番苦労したことは何でしたか?
今シーズンのREDGROWは結果として1勝3敗2分と勝てない状況が続きました。その原因である同じパターンで失点してしまう弱さの改善に苦労しました。セットプレー、試合の立ち上がり、試合終了直前、1人1人がもっとチームの課題と向き合えるようにキャプテンである自分がもっと発信することと課題に対するこだわりを示すべきだったと思っています。また、4年生が課題に対するこだわりをプレーで示さなければならなかったと思います。チームの弱みは4年生の弱み、逆を言えばチームの強みは4年生の強みだと感じました。来シーズン、キャプテンや4年生はそこを少しでも参考にしてもらえればと思います。
3.関大サッカー部での四年間を経て感じる関大サッカー部の良さを教えてください。
良さはいっぱいありますが、特に関大サッカー部に入ってよかったと感じていることは誇れる仲間が本気で頑張れる環境を創ってくれるところです。自分が頑張っていると思っていても隣を見ればもっと自分を追い込んでいる仲間がいて、部員の目標に対して本当に自分のことのように考えて応援してくれる仲間が居ることで自分自身何事にも本気で取り組むことができたと思っています。みんなありがとう
4.最後に後輩へメッセージをお願いします。
自分が4年間通して感じたことは達成したいと思うことはとことん追求し続ければ、必ず達成できるということ。ただ、そのためには行動の取捨選択が必要になってくる。自分が起こした行動に対して、「これでいいのか?」って問い続けることが大事だと思う。そうすることで本当に達成したい目標に対してかける時間の量も質も上がってきて目標達成に近づくことができると思う。
関大サッカー部の目標、個人の目標それぞれあると思うけど想い、行動し続ければ絶対に達成できる!自分たちが達成できなかった「全員サッカーで日本一」を達成してくれると信じてます。がんばれ!ありがとう!
SOLEO 主将 一栁國海

1.今シーズンを振り返って感想をお願いします。
SOLEOのキャプテンとして最低でもIリーグの決勝トーナメントには自分が試合に出ても出なくて進出させてあげたいと思い臨みました。後輩たちにSOLEOにいるけれども、自分は戦えると自信を持ち、もっと上のカテゴリー・レベルを目指して欲しかったからです。 そのために、個人としては練習の雰囲気づくりに一番気を使いました。まず、最初の集合での発言とアップで雰囲気を締める必要があるか判断。そして練習。最後の集合での発言による反省と明日に向けての意気込み、コロナの注意喚起。特に練習中はメニューからメニューの間が長かったら練習がだらけるので率先して片付けと準備を率先して行い言動で示すことを意識しました。
チームとしては、今まで私が経験した4年間で今年のSOLEOが一番良かったと思います。各人の意識は高かったし、手を焼くような変なやつがいませんでした(笑)。その結果が、リーグ戦1位で決勝トーナメントに進出と、カテゴリー内で一番結果を出し続けられた事に繋がったと考えます。
2.一年間キャプテンを務めて一番苦労したことは何でしたか?
一番苦労したことは、自分の感情と態度のコントロールです。チームのみんなは、コロナの影響でサッカーが出来ない時も含めて真面目にサッカーに取り組んでいたので、チームビルディングに関しては何も苦労しませんでした。一方で、私はとても気分屋ですぐイライラするので、自分のせいでチーム雰囲気を悪くしないように感情と態度をコントロールすることに一番苦労しました。
自粛前の関西学院大学との練習試合の時の態度は反省しています。(笑)
3.関大サッカー部での四年間を経て感じる関大サッカー部の良さを教えてください。
関西大学体育会サッカーの良さは、損得なしに人との関わりを学べ、人として成長できることです。自分の練習を7時からして、昼は他カテゴリーの応援に行って、午後も移動に一時間以上かけてもう一つカテゴリーの応援に行って、自宅に帰り着くのは22時すぎ。そんなとても非効率で時間とお金がかかる馬鹿みたいなことを私は、誘ってくれる先輩たちがいたのもあり1回生の頃からしていました。グランドで練習終わりに1~2時間だべってるような無駄な時間も多く使いました。
しかし、それらの経験が私を成長させてくれたと確信を持って言えます。なかには、そんな時間なんて、マジで無駄やと。そんな時間があるなら自己分析をしたり、プログラミングの勉強をしたりなど自己投資した方がいいぞと言う先輩、部員もいると思います。しかし、そうは思いません。仲間と関わる何気ない時間の中に、思いがけない気づきや学び、自分を形成する言葉や出来事が数多く存在すると考えるからです。その機会を与え、気付かせてくれるのが関西大学体育会サッカー部の良いところだと思います
4.最後に後輩へメッセージをお願いします。
私が関西大学体育会サッカー部で4年間過ごして大切だなと感じたことは、「自分の言動に責任を持つこと」です。これが出来る人の言葉は心に響くし、尊敬できます。
自分が発した言動に責任が持てないならしない方が良い。ただし、それをしないと後悔するなら、例え失敗する可能性があろうともやるべきです。失敗しても自分の言動に責任を持っているのならば、サッカー部の仲間や同期が支えてくれると思います。悩み事とかがあるなら先輩を頼ればいいと思うし、その先輩が自分なら嬉しいです。(笑)
その時は焼肉でも行こか!
来年度は創立100周年であり、まだまだ新型コロナウイルスの影響が残るなかでの難しいシーズンだと思いますが、「全員サッカーで日本一」をぜひ達成して欲しいと思います。
自分らしく、関大らしく謙虚にひたむきに闘ってください。
関西大学体育会サッカー部の活躍を心から願います。
なでしこ 主将 大田萌

1.今シーズンを振り返って感想をお願いします。
今年はコロナ禍で全てがイレギュラーで大変でした。関大の強みである応援が出来なかったり、お互いを高め合うミーティングに制限がかかったりして、スローガンである原動力の体現も非常に難しかったです。また、女子チーム含め全てのカテゴリーで結果が出せなかったことから決して良い年だったと言うことはできません。しかし、そんな中で気付けたことや学べたことも多く、特にサッカーができることの幸せは全員が感じられたと思います。来年もこのような状況である可能性が高いので、今年を糧にしてより良いチームづくりをしていってほしいと思います。
2.一年間キャプテンを務めて一番苦労したことは何でしたか?
考動することです。自粛中は特にチーム全員のモチベーションを保つための様々な議題でのミーティングや、そこから得られた知見の整理、練習が再開すれば練習内での全員のモチベーションと自分自身の技術の向上と、取り組むことに切りはなく、継続的に考え続けることを求められました。
3.関大サッカー部での四年間を経て感じる関大サッカー部の良さを教えてください。
互いに関わり合い、一人一人の存在意義を見出せる場であることです。自分が行動を起こせば必ず誰かが手を貸してくれて、一緒に悩んでくれる最高の仲間が何百人も居ます。
4.最後に後輩へメッセージをお願いします。
今年はみんなが過ごす4年間の中で1番面白くない年になったかもしれません。でも、4年間を終えて振り返った時に今年のこの頑張りと踏ん張りが活かされていたなと思ってもらえたら、自分は本当に嬉しいです。残せたものは少ないかもしれないですけど、みんなと過ごせた時間は本当に宝物です。引き継いでほしいものはたくさんあるけれど、1番は関大の応援はどの大学よりも最高だということは絶対に伝えていってください。本当に楽しい時間をありがとう!目標達成に向かってこれからも全員で進んでいってください。ずっと応援しています。
(写真提供:関大スポーツ編集局)